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社会貢献とは|vol.2ゴミを拾いながら、地域貢献を考える。
こんにちは、鉛筆です。
「小泉製麻の社会貢献とは?」を環境配慮と地域保全をテーマに、広報担当者の視点から2回に分けてお伝えしています。
このコラムはvol.2となります。
「なぜ地域貢献?」「事業ではどんな社会貢献をしているの?」と思われた方は、前回のvol.1もぜひお読みください。
▶前回のコラム:社会貢献とは|vol.1 ゴミを拾いながら、地域貢献を考える。
本日は先月末におこなった「海岸清掃」の話を中心にお伝えしていきます。
海岸清掃|ごみが地層になっている。
当社では2018年12月に「プラスチック海洋ごみ問題の解決に向けた宣言」に署名し、それ以来3回、神戸市内の海岸清掃をおこなっています。
4回目となる今年10月、東舞子海岸にグループ各社から20名ほどのメンバーが集い海岸清掃をおこないました。
vol.1での「月1の地域清掃」がグループ広報担当者で行われていたのに対し、この海岸清掃は『BIB営業部』からの発案です。
プラスチック商品を製造販売する当社が、作るだけではなく他に何かできないか、との考えからスタートしました。
もちろん、環境負荷が低い商品の開発提案も積極的に進めていきたいところですが、海洋プラスチック問題を営業部員や工場スタッフが体感する機会となります。
東舞子海岸は長さ50mもないような小さな砂地です。
しかし、近隣に海釣り公園があったり、海の越しに明石海峡大橋が眺められるということもあり、漂流物以外にそこで飲食したと思しきゴミが見渡す限りたくさん。
さっそく「これって何ゴミ??」「この缶、いつから漂流してるの?(このオリンピックマークは!)」「あ、BIBのコック見つけた」と散り散りに。
2時間ほどゴミ拾いして、キレイなったね~気持ちよかったね~…などどということは全くなく(!)
「ゴミが地層…」「達成感が得られない」「絶対に終わらない」という声があちらこちらから。
一度の清掃ぐらいでは理想とするキレイな状態にはならず、海洋をただようプラスチックを含めたゴミの多さを強く実感しました。
自分たちだけでは限界がある
『月1の地域清掃』では、活動を継続したことでの気付きについて触れました。
今回の海岸清掃では、さらに自分たちだけで活動することの限界に気づきました。
Twitterで海岸清掃について発信すると、それを知ったお客様がご来社され「社会貢献の取組みを取引先企業と行いたい。次回実施時には声をかけて。」という話になったとか。
さらに、神戸市内の環境活動をご紹介されている「GO GREEN KOBE」さまに取材いただき、海岸清掃と月1の地域清掃にも興味をもっていただきました。
社会貢献を考えるとき、イチ担当者やイチ企業の頑張りだけでは難しいことが多いですが、
小さな活動でも継続することで、興味を寄せてくださる方や「一緒にやりましょう」と声をかけてくださる企業さまを周囲に見つけること。
それを目標に、小さな活動を積み重ねていけたらなと思っています。
社会やこの地域に何かしたい、貢献したいという想いがつながるキッカケになれば嬉しいです。
2回にわたった「小泉製麻の社会貢献とは?」を一文でまとめると、事業活動もきちんと成功させ、かつお世話になっている地域にもできることをやる。
スグにやれることはどちらも多くはありませんが、まずは1歩進めていきたいです。