COLUMNコラム

商品コラム

業務用液体容器

メーカーおすすめ!
BIB成型タイプ「クリーン」の廃棄方法

1.バロンボックス®クリーンは”かさばらない”?

バロンボックス®クリーン


「バロンボックス®クリーン」は、ハードボトルと比べて樹脂量が少ないエコな容器として1982年に発売を開始し、約40年間ご愛顧いただいています。
 
バッグインボックス(Bag in Box)はBIBと略され、
簡単に言えば「箱の中に袋」。
 
外側の段ボール「個装ケース」の中に、写真のようなプラスチック製の袋「内袋ないたい」がセットされ使われます。
 
内袋と個装ケースがともに折りたためる業務用液体容器として『廃棄処理が簡単』『輸送・保管コストが安くすむ』といった理由から、一斗缶やハードボトルの代替でバッグインボックスが採用されるケースも多いです。
 
◎こんな点がGood!
  1. 液体を入れる前の倉庫保管時にスペースをとらない(保管コストが減る)やわらかい樹脂製容器なので、
    使用前は三角形に折りたたまれていてコンパクト。
    *バッグインボックスは、外装(段ボール)と内袋をそれぞれ畳まれたコンパクトな状態で保管することが
     でき、内容液を充填する前に組み立ててから使用します。
  2. 廃棄する際には使用前同様にぺったんこ。廃棄のかさが少ない。
 
バロンボックス®クリーン」はすでに環境対応容器としてご利用いただいている商品ですが、
こちらの記事では廃棄の際にさらにコンパクトになるオススメの畳み方をご紹介します!
 

2.かさばらない?ぺったんこのレベルとはいかに…

使用後は使用前と異なり、中に若干の液体が残っている、残液がある状態が多いのではないでしょうか。
20Lのクリーンを使って、畳み方を解説していきます。
 
まず、納品時と同じような形、三角形ができるように底面を内側に入れます。
 
 
こうするだけで、複数枚使用した場合などは重ねられるので、ハードボトルや一斗缶よりはコンパクトになります。
ただ、そうはいってもそれなりに場所をとります。
 
このあと、さらにグッとコンパクトになるように畳んで廃棄するのが推奨ポイントです!
*分かりやすくするため、クリーンを色分けして着色しています。
 
以下の手順で注出口を押し込み、キャップを外します。
 
 
裏面(写真の黄緑の面)を内側に押し込んで、三角形の状態をつくってから
 
 
左右を内側に折り込むようにして、空気を抜くように平たく折りたたんでください。
 
 
こんなにぺったんこに。
 
このままでは折りたたんだ形が維持されないので、
ひと手間ですが、テープ等で両サイドを留めることでよりコンパクトな状態を維持できます。
 
 
廃棄時にコンパクトにすることで廃棄物を積み込みやすくなり、運搬の効率化・コスト削減などのメリットが得られます。
樹脂量の削減だけでなく、廃棄物量削減もできるエコ容器なんです。
 
 
📢  Youtubeでも1分半ほどの動画で解説しています。
 BIBコンパクトになる畳み方
 

3.商品を通して環境課題に向き合う

3-1.環境配慮型商品「クリーン +プラス

今よりもさらに地球の豊かさを守るため、持続可能な社会への貢献のため、小泉製麻は環境方針
KOIZUMI GREEN POLYCY」を定め、昨年、環境配慮型商品「クリーン+」を新たに開発しました。
 

クリーン+

①バイオマスプラスチックタイプ
バイオマスプラスチックはサトウキビ由来のプラスチック。
サトウキビの成長過程で吸収されるCO2と容器燃焼時に発生するCO2が理論上同等になることで、植物のライフサイクルを通してCO2の増加を抑制します。
 
②グリーンナノタイプ
グリーンナノは燃焼時に発生するCO2を抑制するプラスチック。
従来のクリーンに添加することで、廃棄時の燃焼処理中に排出されるCO2を削減します。
リサイクルの際にはPE単一素材として再利用可能です。
 

3-2.マチのあるフィルムBIB「バロンボックス®スクエア/スクエアα」

バロンボックス®スクエア


成型タイプの「クリーン」とフィルム製ピロータイプ「ソフト」のいいとこどりで誕生した商品です。
バリア性の有無などフィルム構成が異なるラインナップを取り揃えており、用途に合わせてバリア性をお選びいただけます。食品衛生法の基準を満たしており、各種食品にも使用可能です。
 
上下にあるマチにより、容器の使用前と廃棄時は平たくコンパクトでありながら液を充填すると立体形状に変化し、在庫・充填・輸送・廃棄・環境において利点があります。
 

クリーン10枚とスクエア10枚 未使用時

 
 
クリーンのコンパクトな畳み方をお伝えしましたが、写真を見て分かるように、スクエアの場合はフィルムのため、畳まずとも、未使用時や廃棄時のコンパクトさは非常に優秀です。
 
これまでハードボトルや一斗缶を使われていた方は充填方法など分からないという方も多いですが、こちらのコラムで、スクエアの「充填スタンドモニター募集」のご案内もしています。
サンプルやご不明点のお問い合わせなど、お気軽にご相談ください。
 
 
📢 「バロンボックス®スクエア」の商品紹介は、こちらの商品ページをご確認ください。
 
 

4.お客様に安心&快適にご使用いただくために

1982年に製造を開始したバッグインボックス(BIB)。
高品質であることと環境に優しいモノづくりを両立させるため、小泉製麻は製造設備の見直し・改善に
取り組み続けています。
 
製造拠点の滋賀工場ではISO9001、ISO14001、ISO22000を取得しています。
お客様の声を活かした商品改良や日々の品質管理を今後も積み重ねてまいります。
 
今後も、よい商品づくりに加え、便利な使い方や廃棄の際に役立つようなアイデアもメーカーならではの
視点で発信できればと思います!
 
 
 
📢  YoutubeでもBIB、バロンボックス、スパウトバッグ、関連アイテムの使い方などご紹介しています。
 右上をクリックで「BIB、液体容器」の再生リストが表示されます。
 
関連情報
 
こちらのコラムへのご質問や商品に関するお問い合わせは、お問い合わせフォームよりお寄せください。

同じカテゴリの最新記事