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業務用液体容器

【スパウトバッグ】焼酎編
商品コンセプトを実現するカスタムケース

皆さん、こんにちは。
つい先日、「焼酎」デビューを果たした、BIB営業部のK田原です。
以前からお酒はとっても好きですが、私のメインフィールドはワイン・日本酒・ビール。
今回のテーマである焼酎には苦手意識を持っていました。
 
その理由は独特の香り…。
 
しかし!今までの苦手意識を一瞬で吹き飛ばすような芋焼酎にであいました。おいしかったな~。
それをきっかけに今回は焼酎屋さんに成りきり、「スパウトバッグ de 芋焼酎」の商品企画をしてみます。
 

スパウトバッグとカスタムケースとは。

まず、「スパウトバッグ」とは3~5Lの立体形状パウチです。
 
フィルムにはバリアナイロンを使用しているため、風味抜けや酸化劣化を防止します。
このバリア性の高さから日本酒やコーヒー、出汁などでご採用いただいています。

そして、スパウトバッグは外装ケースと合わせて使用する「BIB容器」でもあります。
5~20Lの業務用BIB容器である「バロンボックス」は外装ケースの印刷のみ変更可能でしたが、「スパウトバッグ」は商品コンセプトに合わせてカスタムケースの設計が可能です!

カスタムケースのメニュー項目
  1.  容量
  2.  コックの位置
  3.  残液防止用傾斜台の有無
  4.  持ち手の有無
  5.  コック収納スペースの有無
  6.  印刷イメージ
  7.  その他
 

商品を企画してみる。

1.商品コンセプトを決める

今回企画する商品コンセプトは『20~30代女性が自宅で楽しむ芋焼酎』に設定します。
芋焼酎のイメージを社内で聞くと「独特の香りが飲みにくい」さらには「おじさんっぽい」という印象を持たれているようです。また、大容量で売られているのは2.5~4Lの大きなペットボトルで、飲み終わった後のゴミも気になるポイント。
 
そこはかとなく漂う玄人感を払拭し、低カロリーでいつでも罪悪感なく楽しめる。
加えてインテリアを邪魔しない商品を目指します。
 
この商品コンセプトを、カスタムメニューに則して書き出してみました。
カスタムケースのメニュー項目『20~30代女性が自宅で楽しむ芋焼酎』
  1.  容量 : 3L
  2.  コックの位置 : コップが置ける高さに(食卓に置いて楽しめよう)
  3.  残液防止用傾斜台の有無 : 必要(酔っ払いの良い気持ちを邪魔しないため)
  4.  持ち手の有無 : 不要(テイクアウトではないため)
  5.  コック収納スペースの有無 : 必要(一梱包にしたい)
  6.  印刷イメージ : 未定
    (香りをイメージするグラデーションか、低カロリーをイメージさせるナチュラルデザインか)
  7.  その他 : インテリアに調和し、おうち時間を楽しめるデザインに
 

2.カスタムケースの「カタチ」を決める

お客様のご要望を聞き、容器メーカーの知見も加え、
幾度の打合せを重ねて設計したカスタムケースはこちら!

  1.  容量 : 3L
  2.  コックの位置 : 8.5㎝以下のコップであればコックの下に置くことができます。
  3.  残液防止用傾斜台の有無 : 
    外からは見えないですが、ケースの中にあります。傾斜台があることでスパウトバッグ内に内溶液が残りにくく「あと少し飲めるのに、もったいない!」が減らせます。

  4.  持ち手の有無 : 無し
  5.  コック収納スペースの有無 : あり
    使いやすさだけでなく、コップがケースに触れないよう衛生面を考慮。
    コックを取り出した後は凹ませる仕掛けにしました。

  6.  印刷イメージ : こちらに関しては次の「カスタムケースのデザインを決める」にて詳しくお話します。
  7.  その他 : 
    「インテリアに調和する」というご希望から、外装ケースが段ボール製だと意識させにくくするために、使用時に四角形のフォルムにならない設計にしました。
    加えて、使用前に簡単な組み立て作業を設けることにより、おうち時間へ+αのちょっとした楽しさを提供します。
 

カスタムケースの「デザイン」を決める

カスタムケースの「カタチ」が決まれば、印刷デザインを検討していきます。
当社グループ会社・㈱小泉ビジネスソリューションはデザインプロモーションも行っているので、ビジュアルイメージと商品コンセプトをまとめデザイナーに伝えます。
 
提案デザインは2つ!
① すっきりだけど豊かな香りを感じさせるグラデーションタイプ
② 自然派!芋版モチーフタイプ
 
 
デザイン案から印刷した際の雰囲気を確認し、ときにはミニチュア版を作成。
さいごにお客様にデザインを決めていただきます。
カスタムケースのカタチとデザインが終われば、あとは納品を待つだけです!
 
 

カスタムケースのメリット

商品コンセプトを実現するカタチ

今回は『20~30代女性が自宅で楽しむ芋焼酎』をテーマに商品企画をしてみましたが、
スパウトバッグに「何を」充填し「どこで」「だれが」「どうやって」使用するかによってカスタムケースのカタチは変化します。
例えば、
○ 100枚から購入可能!タテ型持ち手付タイプ
○ 持ち手が収納可能!ヨコ型持ち手付タイプ
○ 冷蔵庫でいつも冷え冷え!サーバータイプ

この3つのカスタムケースはカタチだけではなく、使用シーンのコンセプトや製造最小ロットや印刷方法が異なります。お客様のご希望にベストマッチできるよう設計を行います。

 

スパウトバッグのメリット

ゴミを減らす

スパウトバッグはフィルム製容器のため使用後はくるくると小さく丸められ、ご家庭では一般廃棄物として簡単に処理ができます。もちろん、使用前もぺったんこ。在庫時の省スペース化にも貢献します。

樹脂量も削減

スパウトバッグは液を入れると立体形状になるため、充填前は「本当に3L・4Lも入るの?」と思ってしまうほどコンパクトです。
このフレキシブルさは樹脂量にも影響し、4Lのスパウトバッグと同容量容器の樹脂量はこんなにも差が。
 
・スパウトバッグ(キャップ込)… 約50g
・ペットボトル … 約135g
・減容容器 … 約130g
・ポリ缶 … 約250g
 
容器が柔らかいということは空容器の輸送時に容器内の無駄な空気のスペースが無いため、運送時の二酸化炭素排出量とコストの削減にも繋がります。

食品ロスの削減

スパウトバッグとカスタムケースとは」で紹介したように、スパウトバッグは高いバリア性をもち、内容液のロングライフ化を実現します。加えて、従来の業務用容器よりも小さい使い切れるサイズで、食品ロスの削減に貢献します。

さいごに

一般家庭向けのお徳用から業務用の使い切れるサイズとして、使い方は無限大のスパウトバッグ。
商品コンセプトに合わせて変幻自在のスパウトバッグとカスタムケース。
 
何にでも使えるために、使用場面のイメージがつきにくいですが、
このコラムで「スパウトバッグ」がご採用いただいてから商品になるまでのプロセスをイメージいただけたらうれしいです。

 

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