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農業資材

農業用ハウス内の『遮光・遮熱』に使える、防草シート。

このコラムでは小泉製麻のアノ定番商品を、『遮光』『遮熱』のポイントから改めてご紹介します。
 

ハウス内で使用する遮光・遮熱シートといえば。

農業用ハウス内で使用する『遮光』や『遮熱』の資材といえば、「ハウス内張りカーテン」を思い浮かべます。
 
当社でも「ビーナスカーテン」シリーズとして、作物と働く人に良い環境をつくる内張りカーテンを提供しています。
保湿調整や日照量の調整、ボタ落ち対策などの要望とあわせて、遮光・遮熱の対策としても広くご使用いただいています。
 

ビーナスホワイトストロング

2021年ビーナスカーテンから、遮光・遮熱にプラス保温効果のある多機能白色カーテン「ビーナスホワイトストロング」を発売開始しました。
東洋紡株式会社さまの「クリスパー®(白色ポリエステル系合成紙)」と、当社の透明フィルムを組み合わせています。
カーテンの内部には多数の空洞が含有されているため保温効果にすぐれ、軽い素材となっています。
 
 

遮光・遮熱もできる防草シートといえば。

ハウス内で使用する防草シートは黒色・白色と各種ありますが、
当社の「白色防草シート」といえば「ルンルンシート白ピカ」です。
 
もともとハウス内の光環境を改善し、植物の光合成を高めることを目的で開発されましたが、
データをとるなかで「遮熱性」「遮光性」が高いことが分かりました。
2015年の開発当時、遮熱効果をもつ高反射防草シートという物自体がなかったこともあり、今もまだ多くのユーザーさまにご愛顧いただいています。
 
今回のコラムでは「遮光」「遮熱」についてお伝えします。
白ピカの「高反射性」についてさらに知りたい方は、こちらのコラムもあわせてお読みください。
 

シートの温度変化を測定

こちらのグラフは、ハウスの中でシートの温度変化を測定した結果です。
 
ハウスの中に当社のグレーの防草シートとルンルンシート白ピカを敷いて、シートの温度変化を測定しました。
緑戦は外気温、赤線がグレーの防草シート(「ルンルンシート白黒」)、青線がルンルンシート白ピカ(以降、略して「白ピカ」とします)です。
 
グレーの防草シートが日中に50℃近くになるのに対し、白ピカは40℃程度でとどまっています。
白ピカは熱を持ちにくいことが分かりました。
 

白ピカで遮熱効果を期待して|育苗ハウス

(シクラメン)育苗施設で

遮熱用途として、育苗ハウスで使用される事例もあります。
トマト・ピーマン・イチゴ・レタスなどの苗の下に敷くと、遮熱効果が期待できます。
 

白ピカで地温を上げない|キュウリ

キュウリ栽培での白ピカの使用

収穫直前、6月ごろのキュウリの栽培の様子です。
この地域は決して涼しい産地ではないのですが、地温を上げないように白黒マルチと白ピカを使用し涼しい環境をつくっています。
裸足で歩くとシートがひんやりとしています。
 
もちろん、白ピカの高反射性により光環境も改善されていますので環境制御を取り入れている方にはオススメです。
光環境が改善され光合成が活発になれば、収穫量が上がります。
遮熱資材はハウスや作物の上に被せるものもありますが、それでは同時に遮光をしてしまうことが多いです。
 

ハウスの天井に

軟弱野菜を収穫するときなど、ハウスの上に白ピカを使用することもできます。
明るく涼しいと評判です。
 

まとめ

今回は当社の定番防草シート「ルンルンシート白ピカ」を遮熱・遮光の面からご紹介しました。
このコラムでくわしくお伝えしきれなかった情報もたくさんありますので、ぜひ関連情報もご覧くださいませ。
 
 

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