COLUMNコラム

商品コラム

土木資材

『透水シート』の使い方
インターロッキングブロックの下に。

皆さま、こんにちは。
東京支店・北関東事務所の高橋です。
 
今回は当社の『縁の下の力持ち』商品、「バロン透水シート」のご紹介をいたします!
 

透水シートとは。

まずはこちらの写真をご覧ください。
透水性インターロッキングブロックが敷かれた現場です。
ブロックがガタガタと浮き沈みしているのが見えますでしょうか?
決してブロックを歪ませたわけではございません。
 
雨によりブロックの下の砂や土が徐々に流れてしまい、
年数の経過とともにブロックに段差が生じてしまうのです。
 
このような道は目の不自由な方やご高齢の方、小さなお子さまがつまづき、ケガをする危険があります。
そのような状況を防ぐために「バロン透水シート」を使用します。
 
バロン透水シートで浸透した雨水を素早く排出し、土壌の流出を防止します。

透水シートの施工方法

6年前に当社の敷地内で施工した現場写真をもとに、透水シートの施工方法をご紹介いたします。
 

下地作業

まずは、土だけの状態にして十分に整地・転圧作業を行います。
この整地・転圧作業を怠り不陸のある状態でブロックを敷くと、
仕上がりもガタガタになるので要注意です。段取り八分の世界です。
 

透水シート敷設

 
下地作業完了後、透水シートを敷きます。
「重ね部分」を作らないと隙間から土や砂が流れてこんでしまうため、シート同士を5㎝以上重ねるようにしてください。
 
 
透水シート敷設後、土をかぶせ不陸が起こらないよう締め固めます。
透水シートを入れてからインターロッキングブロックを敷くと、写真のようにきれいな仕上がりに。
 

施工直後(2015)

施工から6年経過した現在の様子も画像にてご紹介します。
凹凸無く、きれいな状態を保持しております。
 

施工から6年経過(2022)

 

透水シート施工例

透水シートはブロック下だけではなく、吸出用途として浸透管まわりや雨水貯留浸透施設にも使われます。
 

まとめ

皆さんの日常生活では目にすることはほとんど無いかもしれない透水シートですが、
生活の中でとても重要な役割を果たす商品です。まさに『縁の下の力持ち』!
 

同じカテゴリの最新記事