商品コラム
土木資材
法面保護で活躍!Concrete Fabricによる土砂流出抑制と防草対策【新潟県県道施工事例】
新潟県の県道沿い法面において、セメント複合フェルトマット「Concrete Fabric(コンクリートファブリック)」を使用した施工事例をご紹介します。
目次
1.施工概要とConcrete Fabric採用背景
現場では、通学路となる道路への土砂流出防止と、雑草管理にかかる手間の軽減が課題となっており、法面保護と防草対策を両立するため、Concrete Fabricが採用されました。

施工現場の詳細は以下の通りです。
2.Concrete Fabric施工手順

法肩から法尻に展張
法肩から法尻に向かってマットを広げ、引っ張りながら法面に展張していきました。
重ね部は専用粘着剤を塗布し、片方のマット端部を内側に折り返し固定。
隙間なく敷設することで、法面全体をしっかりと覆いました。
- 専用粘着剤を塗布
- 重ねるマット端部を内側に折り返し、重ね合わせて固定
作業は下記スケジュールで進行しました。
3.散水工程|Concrete Fabricの硬化プロセス
施工面積80㎡に対して、シャワーヘッド付きホースを使用しまんべんなく均一に散水。
約2時間弱で作業が完了しました。

翌日にはしっかりと硬化が確認でき、耐久性に優れた仕上がりとなりました。
4.Concrete Fabricとは?
Concrete Fabricは、セメントとファイバー技術を組み合わせた複合フェルトマットで、展張して散水するだけでコンクリートのように高強度で防水可能な構造体となる革新的な製品です。
従来工法に比べて作業時間や施工負荷を削減でき、法面の土砂流出防止や雑草対策に最適です。さらに、施工後スピーディーに硬化が進むため、短期間で現場の安全性を高めることができます。
従来工法に比べて作業時間や施工負荷を削減でき、法面の土砂流出防止や雑草対策に最適です。さらに、施工後スピーディーに硬化が進むため、短期間で現場の安全性を高めることができます。
5.まとめ|新潟県施工事例に見るConcrete Fabricの有用性
今回の新潟県県道沿い法面施工では、Concrete Fabricを使用することで短期間で効果的に土砂流出を防止し、雑草管理も省力化することができました。
特に、交通量の多い通学路沿いなど、安全性が求められる場所では、迅速かつ確実に施工できるConcrete Fabricのメリットが大きく活かされます。
特に、交通量の多い通学路沿いなど、安全性が求められる場所では、迅速かつ確実に施工できるConcrete Fabricのメリットが大きく活かされます。
法面の保護対策や防草対策にお悩みの方は、ぜひConcrete Fabricの導入をご検討ください。
6.関連リンク|Concrete Fabric製品情報
※本記事掲載の情報は、公開日時点のものです。
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小泉製麻株式会社 国土環境事業部
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