商品コラム
土木資材
砂利を固定して沈下と飛散を防ぐ!
砂利のある駐車場や庭を快適にするおすすめ固定材紹介
砂利は駐車場や庭を美しく彩り、防犯や雑草防止にも役立つアイテムで、神社や日本庭園、駐車場などさまざまな場所で使用されています。しかし、砂利を敷くだけでは、砂利が動き回るために、沈下や飛散といった問題が発生し、整備に手間がかかることがあります。
そうなると、見た目だけでなく安全性や機能性も損なわれます。
これらの問題を解決するためには、砂利固定材の使用が効果的です。
本記事では、砂利のあるスペースを快適に保つための方法とアイテムを紹介します。
目次
1.敷砂利のメリット・デメリット
敷砂利にはデメリットもありますが、固定材や砂利下用の補助材を併用することで、これらの問題を軽減することが可能です。
2.砂利固定材とは?
砂利固定材は、砂利をしっかりと固定し、動きや沈下を防ぐためのアイテムです。
特に駐車場や歩道など、頻繁に車や人の移動がある場所での使用におすすめです。
3.砂利固定材3種
3-1.樹脂タイプ|砂利に樹脂を混ぜ込み固める
砂利と樹脂を混ぜてから砂利を敷くので手間はかかってしまいますが、
樹脂タイプの砂利固定材は、砂利と混ぜ合わせることで硬化します。
乾くまでの間、人や動物が立ち入らないよう、養生が必要です。
砂利と樹脂を混ぜてから砂利を敷くので手間がかかりますが、固定力が強いことが特徴です。
特に駐車場など高負荷の場所に適しています。
【樹脂タイプの砂利固定材】
メリット :強度が高く、耐久性に優れる
デメリット:施工にやや時間と手間がかかる
3-2.接着剤タイプ|砂利の上から薬剤を散布して固定する
接着剤タイプの砂利固定材は、砂利の表面に散布することで、砂利を接着します。
舗装やシートに比べると強度は劣りますが砂利を敷いた上から散布するだけなので、施工が容易なことがメリットです。製品や季節により異なりますが、こちらも固化するまで24時間程度、立ち入らないようにする必要があります。
【接着剤タイプの砂利固定材】
メリット :施工が簡単
デメリット:耐久性が他の方法よりも劣る場合がある
3-3.シート・パネルタイプ|砂利の下に敷いて固定
最後に紹介するのが、シート・パネルタイプの商品です。砂利の下に敷くことで砂利を固定します。
樹脂や接着剤タイプと異なり、施工後は固まるまでの養生が不要です。
【シート・パネルタイプの砂利固定材】
メリット :メンテナンスがほとんど必要ない。固定力・耐久性が比較的高い
デメリット:設置場所の形状に合わせてカットする必要がある
4.小泉製麻の砂利固定材ラインナップ3選
小泉製麻では、シート・パネルタイプの砂利固定材を販売しています。
4-1.グラベルペーバー
高密度ポリエチレン製のハニカム成型で砂利をガッチリと固定します。
不織布(透水シート)と一体になっていることで不等沈下を防止し、長期間均一な舗装面を保ちます。
- シート(不織布)とハニカム構造(成型品)一体型のロール形状で施工性抜群
- シート一体型にて、雨水による水みちの発生を抑制
- 高耐久で高品質。成型品の厚みが約25㎜あり砂利をしっかり固定します
- 砂利未充填時でも車の走行が可能な耐圧強度を保持しています
- 砂利充填時の耐圧強度は870t/㎡で緊急車両等が乗り入れる現場でも安心して施工できます
- エクステリア用途から土木工事まで幅広く使用できます
商品情報
● 商品ページ|グラベルペーバー
4-2.e-レスター
パネル式の砂利固定材。
砂利の流出とわだちを防止し管理コストを軽減できます。
耐圧性に優れており、車イスや車も通行できます。ジョイントを接合するだけで簡単に施工できます。
- 50×50㎝ / 厚さ4㎝ / 材質:ポリプロピレン
- 耐圧強度:100t/㎡
- 現場形状に併せて、パネルの現場加工が可能
- KOMA(防草シート)と併用することで、雑草対策も可能
商品情報
● 商品ページ|e-レスター
4-3.e-センティア
軽量かつ施工が容易なため、一般住宅の庭に多数使用頂いています。
また、人工芝の排水基盤材としても活用頂けます。
- 50 x 50 cm / 厚さ 3 cm/ 材質:ポリプロピレン
- 耐圧強度:40t/㎡
- KOMA(防草シート)と併用することで、雑草対策も可能
商品情報
● 商品ページ|e-センティア
5.まとめ
駐車場など車や人が利用する場所に砂利固定材を使用することで、砂利の沈下や飛散を防ぎ、美しい外観を長く保つことができます。使用場所や求める機能に応じて、適切な砂利固定材を選び、正しく施工することが大切です。
庭や駐車場の砂利スペースを快適で機能的なものにするため、砂利固定材を活用してみてください。
📢 Youtubeでも『グラベルペーバー』についてご紹介しています。
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