COLUMNコラム

商品コラム

土木資材

法面のりめんでの防草シートの使い方| 選び方と敷き方のコツ

傾斜のある場所で雑草対策をするとなると、除草作業は大変な重労働です。
本記事では法面のりめんにおける雑草対策の注意点と、有効な対策についてご紹介します。
 

1.法面のりめんとは?

法面のりめんとは、道路建設や宅地造成などのために切土や盛土によって人工的に造られた斜面部分のことです。
法地のりち」または「崖地」と言う場合もあります。
 
山の斜面などを切り取ってできた新たな斜面のことを切土法面、土を盛ってできた新たな斜面のことを盛土法面といいます。
 

2.法面の除草作業と主な雑草対策方法

一般的な場所と同様、雑草対策に用いられる主な方法は3つ。
 
・刈払い(手・機械) 
・除草剤散布
・防草シートの使用
 
斜面になっているため、人が草刈り機など機械を使っての除草作業は危険を伴います。
面積・範囲も大きいことが多く、手作業で雑草を取るという対策もかなりの重労働です。
除草剤は刈り取るだけよりも雑草を抑える効果が持続するものの、土地が痩せてしまったり、
周辺や人体への影響の懸念が残ります。
防草シートは最初の施工作業は大変ですが、一度施工すれば長期間にわたって防草・抑草効果が
期待できることから、有効な1つの手段と言えます。
 

3.防草シートを法面で使う場合のポイント

3-1.傾斜をしっかり測る

40度を超す急な傾斜の場合、雨で土が崩れてしまう可能性が高くなります。
どの程度の傾斜になっている場所なのかは事前に確認しておきましょう。
急斜面には基本施工しません。
 

3-2.土質の確認

土質によっては防草シートが不向きな場合もあります。
地盤について、軟弱・硬質などで不安がある場合は、防草シートの取扱店や専門業者に問い合わせることをオススメします。
選ぶ固定ピンや副資材なども土質によって変わるので、事前確認が大切です。
 
📢 固定ピンの選び方についてはこちらコラムに詳しくご紹介しています。
 

3-3.耐久性のあるものを選ぶ

耐久性のないものを選び、施工後にすぐに貼り直すことになると、労力も費用も余分にかかってしまいます。
場所柄、コスパ重視で数年に1度貼り替えるというよりは、長期間雨風に曝されても耐えられる、
耐久性のあるものを選ぶのがオススメです。
 

3-4.複数名で丁寧に施工する

法面への防草シート施工は平地と違う環境のため、初心者向けではありません。
施工作業や現場環境への理解のある複数名で丁寧に施工するようにしましょう。
専門の業者などプロに依頼するとキレイに仕上がります。
 

4.防草シートを法面にどうやって施工する?

4-1.徹底的に雑草除去!しっかり除草する

除草作業

まず雑草をきれいに取り除いていきましょう。

冒頭で、草刈り作業の労力が大変、とはお伝えしましたが、防草シートを敷く前の下準備としては必要になってきます。
ここで、隅々まで徹底的に除草することが防草効果を高め、長持ちさせるために重要です。
 

4-2.清掃・整地作業で地面を整える

ゴミなどをしっかりと取り除いたうえで、必要に応じて整地していきます。

石などがあれば除去し、凸凹がある場合は、平らになるようにならしていきましょう。
 整地することで…
  1. キレイに仕上がり見栄えが良くなる
  2.  地面との空間が少なくなり、雑草が生えづらい環境になる
  3.  地面と密接してシートが風でめくれにくい
凸凹が残っていると水たまりができ、水はけが悪くなる原因にもなりますので十分注意してください。
また、凸凹箇所に風で飛んできた土が溜まり、そのわずかな土からも雑草が生えるので平らにすることも
長持ちのために重要なポイントです!
 

4-3.敷き方の手順

シートを敷設し、固定ピンで仮固定します。
ヨレや隙間ができないようにシートを敷設します。
突起物がある場合はシートにマーキングし、カット処理しましょう。
敷き方について下記を参照ください。
 
📢 土木・建設向けの不織布タイプの防草シートの敷き方についてはこちらコラムに詳しくご紹介しています。
 

5.どんな防草シートを選ぶのがいいか

5-1.耐久性

施工自体が平地と比べても労力を要するので、安価な物を購入して短期間で貼り替えることになっては
再び労力や費用がかさんで大変です。
耐用年数が長い防草シートがオススメです。
 

5-2.どんな雑草が抑制できるか

現場に生える雑草が、一般雑草(広葉雑草)なのか、チガヤやススキなどイネ科の強い雑草なのかで、
同じくらいの耐用年数の防草シートでも商品が異なります。

事前に確認しておきましょう。
 

5-3.透水性・遮水性

基本的には水を透す透水性のある防草シートを選びます。
透水性が悪いとシートの上に水たまりができやすくなります。
雨水をしっかりと土に流せるよう、透水性の良い防草シートを選ぶと良いでしょう。
 
当社のKOMAシリーズ、緑化マルチフェルトシリーズの防草シートは、全規格で透水試験を実施しています。
※用途により、遮水性(水を通さない仕様)の防草シートも存在します。(当社品「緑化マルチフェルト エバー」)
 

6.まとめ

敷きなおしが特に大変な法面、防草シートを敷いたのに、雑草が生えてきてしまった・・・とならないよう、
シート選びの参考になれば幸いです。
現場環境に合わせて、施工方法や活用できる資材をご提案させていただきますので
是非お気軽にお問合せください。
 
「📚防草シートカタログ」には、シート選定するための簡易なフローチャートを掲載しているので、
そこから選んでいただくのも分かりやすいと思います。
ぜひあわせてご確認ください👇
 

 
関連情報
 
こちらのコラムへのご質問や商品に関するお問い合わせは、お問い合わせフォームよりお寄せください。

同じカテゴリの最新記事