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害虫ハダニのオススメ対策

みなさん、お久しぶりです。アグリ事業部のNです。
さて、今回は農業をしている方にとってはなかなか大変な「ハダニ」について、
そのオススメの対策法についてお話していきます。
 

ハダニとは

まず初めにハダニとは何か?からお話していきます。
 
ハダニはクモの仲間で、体長0.1〜0.8mmほどの黄緑色や茶色の害虫です。
植物の葉の表面・裏側に寄生し栄養素を吸い取るため、葉に薄い斑点が現れるなどの現象が発生します。

ハダニによる被害(バラ)

 
20~35℃ぐらいの高温で乾燥した環境を好み、梅雨を除いた4~10月によく発生します。
特に梅雨明けから9月にかけての真夏にはかなり多く発生します。
繫殖力もとても高いため、一気に増殖していきます。
 
イチゴ栽培をされている方の中には、ハダニ被害にお困りの方が多いのではないでしょうか。
ハダニにより栄養素を葉から吸われた苗は生育が悪くなり、収穫量が減ってしまいます。
さらにハダニは糸を吐き出す習性があるので、対策をしないまま数が増えると蜘蛛の巣状の糸を葉に張り、
最悪イチゴが枯れる可能性まであります。
 
そんなハダニの対策には3つのアプローチをこちらでオススメします。
 

ハダニ対策① UV-B照明での対策

UV-B電球型蛍光灯

まず、一つ目が『UV-B電球型蛍光灯(Panasonic製)』を使った対策です。
 
UV-Bランプは特殊な波長の光を照射することで生産物の免疫機能を活性化して自然治癒力を上げます。
「うどんこ病」対策に使われることが多いですが、ハダニ類にも一定の抑制効果が認められています。
UV-Bランプをハウス内で照射することで、ハダニの卵の孵化率を低減することもできます。
 
こちらの商品は当社でもお取り扱いしておりますので、質問・相談がございましたらお問い合わせください。
 

ハダニ対策② 虫フラッとシートで相乗効果を上げる

ハダニは葉の表面よりも裏面に隠れていることが多いため、UV-Bが届かない場所にハダニが隠れてしまうこともあります。
隠れてしまったハダニもしっかり対策したいという方には、当社の『虫フラッとシート』がオススメです。
 
『虫フラッとシート』は紫外線域の拡散反射によりハダニ対策の効果を上げることもできますし、
他の嬉しい効果も期待できる非常に多機能なシートとなっております。
こちらで大きな特長を2つご紹介します。
 

 特長1:全光線を拡散反射

虫フラッとシート


紫外線域を含む反射性の高いシートを高設栽培の肩部などハウス内に設置することで、天井部から照射されるUV-Bの光を下から反射し葉の裏側にまで照射することができます。
 
こちらの『虫フラッとシート』のように拡散反射性の高いシートを使用すると、ただ反射するだけでなく多方向に反射し、さらに広い範囲に光を行き届かせることができます。
葉の裏側にまで隠れたハダニへの対策として使用できます。
 
併せて、光を拡散反射させるという点から光合成促進の効果も高い、多機能な商品となっております。
 

 特長2:飛行錯乱の誘発

『虫フラッとシート』は紫外線域を含んだ光を高反射し、アザミウマなどの微小害虫の「飛行錯乱」を誘発させます。
もともと、ハウスの外周囲にシートを設置し、飛行している微小害虫の落下を促すことで
ハウス内への侵入を防ぐことを目的に開発されたシートです。
 
虫は背中や首まわりに太陽光(紫外線)を感知することにより、上下を理解しながら飛行しています。
ですが、本来は上方向から認識している紫外線を『虫フラッとシート』の反射により下から認識してしまうことで、上下(天地)がわからなくなり、結果まっすぐ飛べず落ちてしまうのです。
これが飛行錯乱のメカニズムです。
 
当商品の開発過程では、全国14ヵ所で様々な作物で試験を実施し、全ての試験区で50%以上の忌避効果を確認出来ました。
 
ハダニのように羽のない害虫は、ハウス内に出入りする人や育苗ハウスからの移動時に引っ付いて侵入してきますので
飛行錯乱は関係ありませんが、ハダニと同じく悩みの種となりがちなアザミウマ対策にも使える資材となっております。
 

ハダニ対策の事例

『虫フラッとシート』と『UV-B電球型蛍光灯』を組み合わせることで、葉の表面のハダニ対策にも、葉の裏側のハダニ対策にも相乗効果が生まれます。このような組み合わせで実際に対策されている方からは、「どちらか一つの対策よりも効果が見込める」というお声をいただいてます。
 
 

ハダニ対策③ チリカブリダニでの対策

「UV-B照明」と「虫フラッとシート」の組み合わせにさらにもう1つ加えることにより、ハダニを抑制できる方法があります。
それは、チリカブリダニを導入です。
当社のチリカブリダニは『チリカ・ワーカー🄬という商品名です。
 ※「チリカ・ワーカー」は小泉製麻の登録商標です。
 
ダニと言えば害虫のマイナスのイメージを持たれる方が殆どだと思いますが、
チリカブリダニ『チリカ・ワーカー🄬』は農業、特に減農薬の野菜作りに使われる益虫です。
 
チリカブリダニは害虫ハダニの防除に優れた効果を発揮します。
ハダニだけを食べ、イチゴの実やハウス内の環境・人畜に対する毒性はなく、化学農薬の使用量を削減することができます。
「減農薬のより安全で安心なものを食べてもらいたい」と考える生産者さんのお手伝いとなり、
最近は導入される方も増えています。
 
当社の『チリカ・ワーカー🄬』はイスラエルのBiobee社製で世界でもトップシェアを誇る商品です。
使用されているお客様からは「適切なタイミングで放飼することでハダニの減りを感じる」とお声もいただいております。
 
 

まとめ

ここまで紹介した3つの対策を組み合わせれば、相乗効果でより高い水準のIPM(総合的病害虫管理)が実現できます。
既に『UV-B照明』を導入されている方は、是非プラスアルファで『虫フラッとシート』『チリカ・ワーカー🄬をご検討ください。
 
当社ではIPM(総合的病害虫管理)をテーマに様々な商品の販売・開発に取り組んでいます。
今回のコラムでは「ハダニの対策」の資材を中心に紹介しましたが、このホームページ内では他にもIPM関連資材を紹介してます。ご興味がある方は是非一度ご覧ください。
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 

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