一歩の踏み出し方は無限大。
ここには、部署や職種の
垣根はない。
たとえば、商品開発をするなら営業のようにお客さまの生の声を聞いた方がいい。たとえば、営業をするならマーケターのように市場ニーズを捉えている方が強い。小泉製麻には、部署・チーム・ポジションによる垣根はない。一歩をどう踏み出すかは、あなた次第。枠を飛び越え、知識と経験をかさねて“新しい価値”を生み出す環境が、ここにはある。
Sales販売(営業)
メーカーとして、商社として、
お客さまの情熱に感性と行動力で応える。
小泉製麻には「メーカー」の顔と「商社」の顔があります。それは、お客さまの多種多様なご要望に対して柔軟に対応するため。営業は、それぞれの担当エリアでお客さまの情熱に寄り添いながら、自分なりの感性と行動力を武器に活躍しています。
Staff voice
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01BIB営業部
大手コーヒーチェーン店のテイクアウト容器を開発!
身近なお店で使われる喜びを実感できました。段ボールメーカーさんから、大手コーヒーチェーン店で使用するテイクアウトコーヒー用の大容量容器をリニューアルするお話をいただきました。今まではポットで提供していたそうですが、もっと衛生的で手間のかからない容器にしたいとのこと。そこで、当社の注ぎ口付きの液体容器「スパウトバッグ」をご提案しました。
国内で初の試みであったため、仕様を決めるのに試作品でテストを重ね、段ボールメーカーさんの協力も得てオリジナル容器が完成。ちょうどテイクアウト需要が増えてきた時期だったので、業界の注目度も高く、ご依頼いただいたコーヒーチェーン店さんにもご満足いただけて嬉しかったです。自分が開発に関わった商品が、身近なお店で使われる喜びを実感できました。
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02アグリ事業部
作物の質にこだわる農家さんの熱い思いを実現!
一面に広がる『内張りカーテン』の光景は圧巻でした。ある農家さんから「作物にとってベストな環境をつくりたい、今よりももう少し明るくしたい」とのご相談をいただきました。理想の明るさにするためには遮光率を調整した『内張りカーテン』が必要になるのですが、当時、当社の内張りカーテンには該当する規格がありませんでした。
新たな規格でどれだけの売り上げが見込めるかは未知数だったものの、「おいしい作物を届けたい」というお客さまの熱い思いに突き動かされ、商品化の実現に向けて奔走しました。その後、別の農家さんからも同様の要望があったことを受けて、新規格の製造がスタート。私が提案した内張りカーテンが、1ヘクタール(25mプール約36個分!)ものハウス内に張り巡らされた光景は圧巻でした。
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03国土環境事業部
国へ提案する『透水シート』の企画書に挑戦!
大きな成果を生みだせた思い出深い案件です。当社の『透水シート※』を扱う商社さんから「透水シートを国に提案したいので、資料をつくってほしい」という依頼がありました。国が行う工事で使ってもらうには、この商品の何がどう優れているのか、メーカーの立場から分かりやすく解説する必要があるとのこと。
当時、営業部門に配属されたばかりの私は、突然のミッションに戸惑いました。それでも、自社の技術を国にアピールするチャンスだと、慣れない企画書づくりに全力で取り組み、結果的に納得のいく企画書が完成。商社さんには喜んでいただき、これをきっかけに国交省が認める新技術の情報提供システム「NETIS」への登録も実現したのです。
会社にも貢献できて、私の商品理解にもつながった思い出深い案件です。
※透水シートとは、ブロック調の歩道に染み込んだ雨水を素早く排出して土壌流出を防ぐシートのこと。地面下にある砂の層の代わりに使用することでキレイな路面状態を維持できる商品です。
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04国土環境事業部
『バリオスネット』が地域住民の救世主に!
自社商品で問題を解決できた喜びは格別でした。役所の方から「歩道のフェンスに葛(クズ)のツルが巻きついて、歩行者の邪魔になっている」という相談を受けました。葛は一度巻きつくと除去するのが難しく、放っておくと毛虫などの害虫が大量発生してしまいます。
今までは年に2~3回の草刈りで対応してきたそうですが、現地まで何度も足を運ぶには遠く、どうにかしたいとお困りでした。そこで、ツルの巻きつきを防ぐ『バリオスネット』をご提案。これをフェンスに張っておけば葛が歩道側に出なくなり、コストダウンにもなることをお伝えし、受注に至りました。
経過は良好とのことで、住民からのクレームが激減しました。長年悩まされてきた地域の問題を、自社商品で解決できた喜びは格別でした。
Developmentものづくり
市場に新しい価値を生み出すため、
ひとつの枠にとらわれない自由な発想を。
小泉製麻の“ものづくり”は、部署や職種の担当領域を超えた自由な発想から始まります。常にアンテナを張ってお客さまの声に耳を傾け、社内では営業部門、社外では国内外のメーカーと連携しながら、市場に新しい価値を生み出す商品づくりをめざします。
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製造
自社工場で商品の製造に携わる仕事。品質の高い商品を生産し続けるため、改善に改善を重ねます。
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品質管理
工場で生産した自社商品と、海外から仕入れた他社商品について、定期的な品質チェックを実施します。
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商品開発
お客さまからの要望や意見をヒントに、自社技術を活用した商品の開発や既存商品の改善を行います。
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調達
国内以外にも、ヨーロッパやアジアなど世界各国のメーカーと頻繁に価格交渉や納期調整を行います。
Staff voice
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01開発マーケティング室
BtoCの業界に挑戦!個人のお客様向けのワイン容器を開発!
全工程に関われたことが自信につながりました。神戸のワインメーカーさんから「小容量の業務用容器で、個人のお客様にも喜んでいただける容器をつくりたい」というご相談がありました。今までのオンライン販売では、瓶を一つひとつ梱包していましたが、手間やコストがかかるうえ、割れるリスクも抱えていました。そこで、当社の液体容器「スパウトバッグ」をアレンジしてオリジナル容器をつくることに。
ちょうどいい容量・形状を模索しながら試行錯誤をくり返し、組み立てやすく、安定感があって注ぎやすいワイン容器が誕生。設計から製造、改善、完成まで、ものづくりの全工程に関われたことは自信につながりました。
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02調達チーム
トラブルを乗り越え、調達係として海外との窓口を担う!
メーカーさんとの友情が芽生えることもあります。調達係として海外のメーカーさんから商品を仕入れています。その国の文化や国民性を理解しながら、価格交渉や社内調整をするのも重要な役割です。支払い済みの商品が届かなかったり、大幅に納期が遅れたり、商品に不備があったり。トラブル対応の多いポジションではありますが、国内外のメーカーさんと協力して商品をつくりあげる楽しさがあります。それに、担当者同士強いつながりをつくっておけばいつでも助け合えますし、ときには仕事を離れてプライベートで付き合えるほどの友情が芽生えることもあります。
Management経営管理
社員のため、会社のため、
自分にできることを探して実行していく。
「働きやすい職場ってどんなところ?」「商品の魅力を伝えるってどういうこと?」そんな疑問と日々向き合い、自分にできることを探して実行していく柔軟性が求められるポジションです。 はじめての挑戦をくり返しながら、経営陣と一緒に会社を盛り上げていきます。
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総務
働きやすい職場づくりのための施策を考え、各職種が円滑に業務を進められるようバックアップします。
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広報
社外広報ではウェブやSNSで自社商品をPRし、社内広報では経営者の考えを社員に伝わりやすいよう発信します。
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人事
新卒採用とキャリア採用への対応や、労働法を遵守するための社内ルールの整備などを担当します。
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経理・財務
経費の精算や売上げ・仕入れの処理などの経理業務と、予算管理や資金調達などの財務業務を担当します。
Staff voice
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01経営戦略室
自分の広報活動が結果につながった!
会社の顔として貢献できた達成感があります。社内広報の仕事として、社長の思いを社内に正しく伝えるために動画を作成したり、社員との対話の機会を企画運営したり、社内への情報共有とコミュニケーションを促進するための施策をおこなっています。社外広報の仕事では、HPのコラム用の商品記事を執筆したり、オリジナルキャラクターを活用して商品情報をSNSで分かりやすく発信したりしています。手探りで進めてきた広報活動が実際に商品の問い合わせにつながったときは達成感があります。
成果がなかなか数値に反映されにくいポジションではありますが、社長や経営陣のいちばん近くで“会社の顔”として、”社内外に伝える”という責任ある仕事を任せてもらえるのはありがたいです。
Career path先輩たちのキャリアパス
経験やキャリアをかさねて、
会社の未来をささえる存在になる。
部署異動や転勤といった成長の機会により、一人ひとりの適性に合わせた多様なキャリアを描くことができます。
産休・育休の取得はもちろん、テレワークなどライフスタイルの変化に対応する制度を設けているため、自分らしくキャリアを重ねていける環境です。
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物流資材事業部 課長 Gさん
農学部応用植物科学科卒
31歳で課長に抜擢。福岡・神戸・東京と3つの主要営業拠点での勤務を経て、現在は新商品の創出や新規開拓を担う特命チームを率いるリーダーとして活躍中。
- 入社
- 開発担当に配属
- 3年目
- 営業担当に異動・福岡へ転勤
- 7年目
- 神戸へ転勤
- 9年目
- 課長に就任
- 14年目
- 東京へ転勤
- 17年目
- 神戸へ転勤
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マーケティングソリューション室 室長 Kさん
理学部生命科学科卒
女性総合職社員としては当社初の管理職(課長)に就任。フレックスタイム・テレワークなどの制度を活用し、子育てと仕事を両立しながらSNSやYouTube動画を使った販促活動を促進中。
- 入社
- 調達担当に配属
- 5年目
- 開発担当に異動
- 6年目
- 東京へ転勤
- 7年目
- 神戸へ転勤
- 8年目
- 産休・育休を取得
- 11年目
- 販促担当に異動
- 12年目
- 課長に就任
- 14年目
- 二度目の産休・育休を取得
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国土環境事業部 Mさん
外国語学部国際関係学科卒
新卒で開発担当に配属され、新商品の創出やビジネスモデルの構築に貢献。入社後の初仕事で海外メーカーとの折衝に同席。現在は開発時代の経験も生かし、営業で活躍中。
- 入社
- 開発担当に配属
- 2年目
- 福岡へ転勤
- 4年目
- 営業担当に異動
- 7年目
- 神戸へ転勤
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BIB営業部 課長 Tさん
法学部法律学科卒
中部事務所の立ち上げに携わり、東海エリアの販路拡大に貢献。全国の拠点で営業・開発・物流を経験し、管理職の立場で精力的に活躍中。
- 入社
- 営業担当に配属
- 6年目
- 物流担当に異動・加西へ転勤
- 16年目
- 開発担当に異動・神戸へ転勤
- 20年目
- 東京へ転勤・営業担当に異動
- 22年目
- 名古屋へ転勤
- 23年目
- 課長に就任
- 26年目
- 神戸へ転勤
転勤について
総合職はキャリアを通じて転勤の可能性があり、転勤の時期や対象者は、事業計画や本人の適性にもとづいて会社が判断します。特に入社後~20代のキャリア形成期は、多様な経験を積む時期と捉えています。複数の勤務地での経験を通して、エリアごとに異なるマーケットや地域性を掴み、自ら戦略を立てて動く力を身に付けていただきます。そのため、転勤の頻度が数年間で2~3回に及ぶこともあります。そうして学んだことを、未来の小泉製麻を担う存在として発揮いただきたいと考えています。
毎年実施する「自己申告アンケート」で、育児・介護など私生活の事情や希望勤務地などキャリアの意向を聞き取っており、社員個々の事情にも最大限配慮しています。
転勤をサポートする制度
- 引越し費用は会社が全て負担
- 転勤手当(本人支給分100,000 円)
- 転勤休暇(単身・独身者は最大3日、家族帯同者は最大5日)
- 借上げ社宅(単身・独身者は15,000円/月~)
- 単身赴任手当
- 単身赴任時の帰宅旅費支給
育児と仕事の両立について
出産前~出産直後をフォローする制度として、つわり休暇、産前・産後休暇、配偶者出産休暇、育児休業といった制度を整えており、女性総合職社員の産休・育休取得率は、近年100%です。職場復帰してからは、育児時短勤務制度(※最長でお子様が小学校4年生になるまで)やフレックスタイム制度(※コアタイム11:00~15:00)、テレワーク制度(※原則週に1回、月4回まで)を活用し、仕事とプライベートを両立させている方が多数います。
男性社員も育児のための休暇を取得しており、今後は取得がより当たり前になれるよう、性別に限らず、どんな境遇にある人でもワークライフバランスを実現できる環境づくりを目指しています。
第1子出産後|営業職から営業職に復帰
妊娠中は体調を考慮しながら無理のないスケジュールを組んで、自分のペースで活動することができました。お腹が大きくなって動きづらくなった妊娠後期にはテレワーク制度を活用するなど、会社の制度に助けられました。復帰後は時短勤務になったので遅い時間の突発的な対応が難しく、子どもの体調不良で急に休むこともあったりして、取引先にもご迷惑をおかけすることもありますが、部署のメンバーがみんなでサポートしてくれるので本当にありがたいです。
第2子出産後|営業職から経営管理に復帰
復帰後は、在宅勤務でWEB会議やチャットツールを活用しながら仕事をしています。2人の育児と仕事の両立は大変ですが、フレックス制度も活用し、子どもたちと過ごす時間も確保しつつ、仕事にも集中できています。子育て中の社員をサポートしてくれる制度が充実しているので働きやすい環境です。特に神戸本社はママさん社員が多くて心強いですし、お互いに協力し合えるのも嬉しいですね。