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【新商品】虫ペタッと大判粘着シートをご紹介します。

開発チーム・藤田です。
本日は4年の開発期間を経て、今年6月に発売を開始しました新商品をご紹介させていただきます。
 
これから水田や畑といった圃場まわりでの害虫対策にお困りの方には、ぜひ『虫ペタッと大判粘着シート』ご注目いただきたいです。
特に近年、大量発生し被害を起こしているトビイロウンカの防除対策としてもご紹介させていただきます。
 
 
農業生産者さまにとっては、害虫の発生により農作物の病気が引き起こされることから常に害虫対策はしておきたいところ。
薬剤散布が一般的対策ではありますが、生産物の収穫タイミングに近づくと薬剤散布は難しくなります。
 
粘着シートは、薬剤を使用しない環境にやさしい害虫対策として使われます。
粘着シートは空中の微小害虫を誘引し、シート面で捉えることで捕殺するために使われますが、害虫のモニタリングとして主に使用されます。
※誘引効果とは、色により視覚的に粘着シートに虫を引き寄せる効果のことです。
 
モニタリングはそのエリア内における害虫の侵入・発生状況を把握することであり、害虫対策を行う上では必須項目です。
粘着シートでモニタリングすることで害虫の早期発見・早期対策が可能になるのです。
 
今回の『虫ペタッと大判粘着シート』は、その捕虫効果・設置のしやすさで通常の粘着シートと比べ大きな特長があります。
つづいて詳しくご説明させていただきます。
 
 

虫ペタッと大判粘着シート』とは。

通常の粘着シートと比較して、『虫ペタッと大判粘着シート』には4つの大きな特長があります。

 特長1. 三次元構造 × 高い粘着力

『虫ペタッと大判粘着シート』は、三次元構造により一般のプラスチック製・紙製の粘着シートよりも高い誘引効果があります。
そもそも微小害虫は「エッジ効果」といい、虫は色彩の境目を目指して飛んでしまうという習性があります。
当シートは太い糸をタテ×ヨコに織ることにより、シート表面に織物特有の凹凸と色の濃淡が発生します。これが三次元構造です。
シート自体の透光性により濃淡は更に明確になり、シート表面に色の境目が多く発生します。
微小害虫にしてみれば「思わず粘着シートに向かって飛んでしまう」という状況になるのです。
 
害虫をシートに誘引した後も、高い粘着力によりそのまま捕殺します。
設置状況により粘着性の保持力は変わりますが、3カ月~半年程度の使用に耐えられるよう試作を繰り返しました。
 

 特長2. 大判サイズ

通常の粘着シート40枚分となる大判サイズです。
45㎝ × 200㎝というシートの全面で設備内に侵入しようとする害虫・飛び交う害虫を捕殺します。
※50㎝ごとの加工が可能です。
 

 特長3. 設置のしやすさ

織物シートとなっているので軽く、柔軟性もあり、施設内の高所などへの設置がしやすいです。
シートの端にはハトメ加工があり、紐を通しての設置が可能です。シート両面に剥離紙が付いているので、設置の際の手の汚れ・べたつきによる煩わしさが軽減されるのも嬉しいところです。
 
 

トビイロウンカの防除対策として期待。

近年、異常気象による害虫の大量発生が全国各地で問題となっています。
『虫ペタッと大判粘着シート』は近年、農業生産者を悩ませるトビイロウンカの防除対策としても期待できます。
 
トビイロウンカは、体長5㎜ほどの小さなセミのような見た目の虫で、
ちょうど今頃の梅雨時期に中国大陸から飛来して秋ごろに国内でも多く発生します。
口針をイネの茎に刺し師管液を吸い取り、
水田の中でぽっかりと穴が開いたように稲が枯れる『坪枯れ』と呼ばれる被害を起こしています。
2020年はとくに西日本を中心に坪枯れ被害が発生しました。
2021年は西日本だけではなく東海以北にも被害の範囲が広がることが危惧されており、
各県で先手の封じ込め対策が検討されています。
 
病害虫対策においては「早期発見・早期防除」が鉄則です。
 
『虫ペタッと大判粘着シート』は大判サイズだからこそ、水田という広範囲の対策が必要な場所での効果も抜群です。
害虫モニタリングにより、早期にウンカ発生が初期段階で確認できれば薬剤散布などでの対策が可能です。
『虫ペタッと大判粘着シート』が甚大な被害をもたらす害虫の早期発見・早期対策のお役に立てればと考えてます。
【追記】2021/07/20 
大阪府内の水田にトビイロウンカモニタリング用のシートを設置してきました。
園芸用の杭を打ち込み、粘着シートのハトメに結束バンドを通しただけなので簡単に設置できました。
こちらの水田では200㎝ではなく、100㎝にカットして使用しました。
8月下旬ごろまで経過を観測予定です。
 
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