社員のつぶやき
2016年
総務・人材開発室の辻本です。
今年の9月に新たに入社して、今回がはじめての投稿です。どうぞよろしくお願いいたします。
早速ですが、私は先日、灘防火安全協会さんの防災研修会に参加してまいりました。
研修会では、気象災害に関する講習と、神戸市消防局が普及を進めている災害対応シミュレーションゲーム「ダイレクトロード」を体験しました。
近年、台風や大雨による増水被害・浸水被害が相次いでいます。
大雨を降らせる原因は分厚い積乱雲ですが、この積乱雲の接近を事前に察知することで、
気象災害による被害を未然に防ぐことができます。
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講師の灘消防署・安福課長は 気象予報士としても活動されています |
「急に吹く冷たい風」
「雷が鳴る音」 だそうです。
本社のある神戸市は何度か重大な水害に見舞われています。
自分や周囲の人が被害に遭わないよう、
気候や風景の些細な変化を感じ取ることが大切です。
「ダイレクトロード」は、南海トラフ地震を想定して、地震直後1時間にとるべき行動を学ぶ教材です。
【 詳しくはこちら → http://www.city.kobe.lg.jp/safety/fire/firehouse/nada/directroad.html 】
被災状況や防災拠点などの情報が参加者それぞれに細切れに与えられ、
その情報を参加者相互に持ち寄って時間内に避難を完了させる...というゲームです。
実際の災害でも、より多くの命を守るには、錯綜する情報から本当に必要な情報を選び、協力し合って適切に対処することが重要です。
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賞品の備え糖(ドロップ)と 参加者に懐中電灯が配られました |
優勝賞品として「備え糖」を頂きました
会社の机に備えておこうと思います。
今回の研修会に先駆けて、
灘防火安全協会会長を務める
弊社・植村会長が開会の挨拶を行いました
挨拶では東日本大震災での大川小学校の津波避難を引き合いに、「安全・安心に関する問題は、多数決や立場の上下ではなく、もっとも危機感を抱いている人の意見に耳を傾けるべきだ」とのお話がありました。
行動することが重要です。
このところ全国各地で規模の大きい地震が多発しています。皆さんもどうぞお気を付けください。
いずれ来る災害に備えて、私も常に準備を怠らないようにしたいと思います。